自分が飽きる前に、とりあえず完成させるというスピード仕事戦略

「最近、効率の悪い仕事の仕方しちゃってるな」と思う時に読み返すエントリーがある。それがこちら。



読み返していて、刺さる一言があったので引用します。

とにかくまず「完成」させろ!!

どこまで丁寧に仕事してるんだ?
そんな細部まで完璧にやれといったか?
手触り?
高速、軽量化?
神は細部に宿る?
馬鹿野郎!!

1章だけ100点で、残り9章が0点だったら納品できねーんだよ!!
だいたいそんなスピードじゃ、誰よりも先にお前が飽きるだろ!!!
そんなやる気も感性も鈍った状態で完成にたどりつけるか!!

この自分が飽きる前に全体を完成させるというのは、とても有効な方法だ。

何より、時間を区切って作業をしていくと、最初はやる気があっても、大抵はその時間を食いつぶして、「ああ、まだ終わっていない、速くやらなきゃ」とげんなりしてくる。

そして、「何となく全体を完成させる」ことを目指してスタートして、細部に拘ったり、一歩ずつしか作業を進められずに中々終わりが見えてこないと作業自体に自分があきてしまう。

飽きた時にする作業は苦しい。つまらない。

瑞々しい感性が残っているうちに、とりあえずの全体像を完成させるというのは、「高い質」を作り上げるのに実はとっても有効なんじゃないかな?

次の2つの状況を比べてほしい。

  1. 瑞々しい大枠、キラキラとした全体がまずあって、細部を調整していく
  2. 凝った細部があって、それをリリースに持っていくために惰性の残り作業をする

前者はそんなに苦ではない。

後者はとってもゲンナリする。「いつ終わるか」の目安も立てにくければ、「どう完成するか」が見えない。

反対に全体像が先にできていれば、そこから行う作業は、「今あるものをベースにどうやったらより良くできるか!?」という向上心ベースのものだから。

どちらがワクワクするかなんて、言うまでもない。

無から1を作り上げるのは、とても大変だけれど、Ver. 1 を Ver.2 に修正するのはそんなに難しい話じゃない。

それなら、抜けは多くとも、質は低くとも、とりあえずゼロを1にすることを、優先的に素早くやる。

そうやってとりあえず作ったものは果たして本当に質が低いだろうか?

もう1つのミソはココ。

いくら完成度や質を落とそうとしても、もちろん量は少ないだろうが、瑞々しい感性で作り上げたものは意外と質が低くならない。

好奇心や探求心が生き生きしていると、雑な中にも光る部分を埋め込むことが容易なのだ。

いや、もう少し違う言い方をすると、活き活きと作っていれば、自然とその輝きが入り込んできてしまうのだ。

方法

では具体的にどうするか?

状況:新しい仕事や作業に着手するとき

想定:手を付ける前、始めたばかりの時にはやる気に満ちている

ネガティブパターン:中々手を付けなかったり、細部ばかりに拘って完成が遅れるほど自分が飽きている

対処:自分が飽きない内、感性が瑞々しいうちに、とりあえずの全体像を作る。

工夫:とにかく完成度よりも、とりあえず完成させることを重視する。完成度10%でも、瑞々しい気持ちで作ったものには、やる気が宿って活き活きしたものになる。

期待される効果:そうすると、仕事時間が大いに短縮されるし、モチベーションを保ちながら色々な仕事を効率的にさばける

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