2016年買ってよかった物リスト

今年も残りわずかとなりました。そこで、2016年に買ってよかった物リストをまとめておきます。

死すべき定め



今年のベストは、間違いなくこの「死すべき定め」です。インド系アメリカ人、ハーバード大学病院で勤務する医師であり、ドキュメンタリーライターの著者がアメリカの高齢者医療・終末期医療と自分の周囲の人や家族の死を迎える過程を経て、現代社会でどのように衰えと死と向き合っていけばよいかを提案していきます。私も、家族と厳しい会話をいつかしなければと思うと同時に、その勇気をもらったように感じます。

夏用のメッシュ靴

エントリーにしたこちら → GUメッシュスリッポンシューズの感想 | 凹レンズ ―まとまりのないブログ―よりも、下のアディダスのランニングシューズばかり履いていました(GUのスリッポンは会社の置き靴に)。



メッシュが涼しいのはもちろんですが、軽さと良質なクッションがとてもよかったです。急な長距離移動などもこの靴でふらりと出かけたんですが、不思議なほど疲れませんでした。私は上のカラーではなく、紺に黒いラインのものでソコソコ会社でも履けるデザインでした。普段の履きをランニングシューズにすると、劇的に日常生活が楽になります。

ボタン式USBハブ




USB式のペンタブを使う時だけアクティブにしたかったので購入しました。使い勝手は非常によく、重宝しています。

昭和元禄 落語心中

ここ数年では間違いなく私の中の漫画のトップです。




人間はまぬけで美しい。堂々の完結でした。

入門者のExcel VBA

もう一冊、書籍です。




去年から、マクロを独学でポツポツ触ってきましたが、理解できたという実感が持てませんでした。しかし、この本は本当に分かりやすくVBAについて体験学習させてくれます。時間があれば、1日でワークもやり終えることができるので、VBA、マクロを使いたいという人は、ぜひ手に取ってみてください。

さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ



さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ | Matogrosso さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ | Matogrosso

上の試し読みがかなり話題になったので、覚えている人も多いのではないでしょうか?ここまで自分の内面の、つかみにくい部分、「あいまいで でも決して満たされない部分」を表現できた執念に脱帽。読後は、人生をぶつけられたみたいで圧倒された感覚が残った。

来年買いたいモノ

・・・追記予定・・・

まとめ

全般的に、書籍ばっかりのレビューになってしまいました。けれど、今年は本当に良い本に巡り合えた一年だったと思います。残された時間の中でも、良い商品があれば追加していきます!

関連エントリー

憧れの人から学べるのは、彼になれない絶望と「不確実な状況に飛び込み、自分を変えていく」勇気。

伊集院光とラジオとの2016/8/9のゲストはイッセー尾形だった。

伊集院光 公式ブログ – 生放送後記 – Powered by LINE 伊集院光 公式ブログ - 生放送後記 - Powered by LINE

そこで、何というか職人に憧れて「こうなりたい」と思うこと、そうしてその人の方法論や手順を真似ようとすることと、本人のやってきたことには、大きな隔たりがあるんじゃないか?と「ハッ」とした。そのことについて書き残しておく。

イッセー尾形がやってきたことと、真似たい側が聞きたいことのズレ

リスナーからの質問がくる「どうやって人間観察をしているんですか?」と。イッセー尾形は答える。

よくそのことを聞かれて30年以上答えてるんですけどね。相手が納得した顔は、一度も見たことがない。どうすればいいのかな?

観察って言うと見に行くわけじゃないですか。見に行くわけじゃないんですよ。目に入ってくることはあるわけですよ。

自分のいる場所や、周囲にいる人で、「印象にのこちゃう人」が自分の中にも、他の人にもある。ネタを考えているときに、ストックから出す訳じゃなく、こういうネタをつくろうとするときに「ふと」○○な男が××な状況にいると面白いんじゃないかと、考え出されていくと語っていく。

多分、本当に聴く人が知りたいことと、イッセー尾形がやってることの間に、山より高いへだたりがあるんだなと思った。情報が足りないんじゃない、説明が足りないんじゃない、方向性や出発点自体が全くズレてしまっているんだ。

僕は憧れる。イチロー、天野篤、伊集院光、川上量生・・・。その人が書いた本を読んだり、情熱大陸見たり、その人がやってことをその通りに真似てみようとしたりする。また、昔「その人から言われたようにやれば、その人のようになれる」って思いこんでた時期もあるけれど、それも大きな間違いだったなと今ではわかる。あなたの憧れる人は、他人から言われたことだけをただこなすだけの受動的な人ではなかったはずだ。

イッセー尾形がやっているのはこんなことじゃないか

これ以降は完全に僕の想像です。

イッセー尾形は、ワザワザ面白い人を見つけようと出かけて、事前にこのポイントを観ようと考えて、観察したものをノートにまとめ、ネタを作る時にそのノートから情報を出すという訳じゃない。もうちょっと言語的じゃない、もっと肉体的で、作り出す、生み出すプロセスなんじゃないかな?と思う。

日々の生活の中で、自然にみていたものを、なんとか捻りだしてネタを作っていく。

その結果、その中で「これだ」と思うハッとする爽快感、観客の笑い、に浴びせられる。

その後、自分の自然な生活の中でも、その焦点のあてかた、注意の向け方が変わり、習慣となっていく。

だから「どういう風に(な戦略で)人間観察してるんですか?」じゃなくて、沼からドロドロに掴みだしたものによって、自分という生き物のシステムが変わっていった。そういうモノをつかみ出す生き物になっていった、ということなんだろう。なんていうか、餌が取れる泳ぎ方を続けていくうちに、エラやヒレの形が変わってしまった魚のようなもの。きっとその形になる確証なんて全くなかった、ただただ泳ぎ、食べてきたことによって、その形になってしまったというものなんだろう。

こういう風に、生身の自分で飛び込んで、自分なりの形で正解が分からぬまま作り出し、人前にさらし、どんな結果になるか分からないけれど、生き物としてのシステムを変える。そういうことなんだろう。

そして、それは、ハズレを引く可能性を含んでいる。自分が死ぬ可能性、自分が間違ったものになってしまう可能性、尊敬する人からお前違うぜと言われる可能性。そういうリスクがあるなかで、「でもやるんだよ」ってことがきっと彼を変えていったんだろう。

僕は彼らと同じ世界でどう歩いていくんだろう?

僕は、自分の領域でのエキスパートに憧れた時に、喋り方や仕草を真似てみたり、本を読んでみたり、同じところに行ってみたり、そういうことやってみたりした。確かにそれも1つの方法かもしれない。けれど、僕はその方法では完全に行き詰まってしまった。好きなブロガーのpalさんのツイートを読んだ時も、似た感覚があった。

佐藤寿人を真似ても彼がやっている方法をやったとしても全く同じにやったとしても、きっと、きっと、彼と同じには絶対なれない。それは、とっても残酷なこと。

自由研究をしたり、卒業論文を書いたり、自分から何かを考えてやってみる経験と言うものに昔から疑問を持っていた。既に確認されている効率が良くてすばらしい情報があるのに、なんで1からやらないといけないんだ。けれど、その場面を用意した人たちが考えていたのは。何もないところから何かを作り出す体験を学んで欲しかったんだろう。文字として書くと当たり前のことだが、僕は実感として掴むのに時間がかかりすぎたように思う。

誰かに憧れて何かを始めると言う事は、必ずどこかで「憧れる大好きな人にはなれない」という最初の夢をあきらめなければいけない。悲しい絶望を受け入れなければならないっていう宿命を背負っているのだと思う。けれど、悪いことばかりじゃない。それは、憧れの人の勇気をもらって歩くことで、自分になれるチャンスが残されている。

ぼくができること

大好きな人たち。憧れの対象として、これまで僕の心の中にいてくれて、本当にありがとうございました。僕は、あなたたちをある側面で切り捨てていきます。

大好きです、さようなら。

GUメッシュスリッポンシューズの感想

職場でも履ける涼しい靴が欲しい。

ということでGUのメッシュスリッポンシューズを1600円くらいで買いました。

 
GU(GU)メッシュスリッポンシューズ – GU ジーユー GU(GU)メッシュスリッポンシューズ - GU ジーユー

使い始めて3週間、簡単な感想を。

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写真では、メッシュから光が透けていることが分かると思います。

メリット

  • 安い ! (1,490 +消費税)
  • ムレた感じはしない
    • 履いていて「涼しい~」と思うことは特にありませんが、いつも履いている靴での「ウワー、ムレテルナー」という感覚はないです。
    • この辺りは、靴下を変えることで改善できそう(仕事履きなので私は靴下履いてます)
  • 軽くて、コンパクトになるので持ち運びしやすい
  • 職場に置いておいたりするのも良いかもしれない

デメリット

  • クッション性が皆無
    • ずっと履いていると膝が痛くなりそう。
    • クッション性のある中敷きなどを入れた方が良いかもしれない
    • もしくは、アスファルトの上を歩く時にはスポーツシューズなどにして、職場についてから履き替えた方が良いかも
  • 履きにくい
    • 履くときにはかかとを持ったりしないとスルリと履けない

まとめ

費用対効果を考えると、今の所、十分満足です。あとは、夏を乗り越える中で、壊れないか、新しい感想が出てくるか、など気にしながら使っていこうと思います。

NHK「ママたちの非常事態」は父親も救われるものだった

何万年もの時を経て蓄積された遺伝子のプログラムは、この数百年ばかりで急激に変わった人間社会に対応できず悲鳴を上げている。

NHKスペシャル ママたちへ(仮)~最新科学で迫る ニッポンの子育て~ NHKスペシャル ママたちへ(仮)~最新科学で迫る ニッポンの子育て~
中々印象深い内容だったので覚書。

女性の遺伝子の苦しみ

人間は集団養育をするようにできている。育児不安すら、集団養育に母親を向かわせるようにプログラミングされている。それでも現代社会は、核家族で母親が一人で子どもを育てる時間が多い生活が選択されている。遺伝子は、一緒に子どもを育てる仲間を求めて、脳や体を刺激するが、母親は上手くいかないように見える子育てに自分を責め、孤立をより深めていく。

遺伝子と環境がかい離してしまっている現代では、新しい子育てのスタイルが求められるのだ。

男性の遺伝子の苦しみ

それだけではなかった。

哺乳類の育児において、父親に求められていたのは、外敵から家族を守り、餌を獲得してくることだった。そうできるように遺伝子は準備されている。

しかし、女性が活躍する現代では、子育てに参画することが求められる。多くの父親がしっかりと子育てができるようになりたいと願っている。

それでも、母親のようには脳が反応してくれない。「自分は父親として失格なのではないか」と男性は自分を責め、妻からの蔑みと苛立ちを甘んじて受け入れる。「俺だって頑張っているのに」「なんで認めてもらえないんだ」とつぶやきながら。

同じジレンマに悩み、互いを責め立てる不幸

刻まれた遺伝子と、現代社会に求められる役割の狭間で悩んでいるのは父親も一緒だった。母と父は、同じように苦しみを抱えていたのに、お互いが自分を分かってくれないと反感ばかりを膨らませていた。

性別の違いは、お互いが相手と同じようには成れないこと、相手が自分と同じには成ってくれないこと、互いに同じように苦しんでいることを教えてくれる。

それでも変わっていける

子育てを経験した男性は、子どもの顔写真に脳が反応するように変化する、養育を経てオキシトシンが分泌されるようになり子どものそれにも影響するという知見は、父親にも光を与えてくれる。後天的にでも、脳が変わり得るということは「父親になっていくことができる」ことを示している。なんてワクワクすることなんだろう。

成功することは、自分のやってきたことの正しさの証明ではない



最近、上のブログが話題になったけれど、

はあちゅう 公式ブログ – 貧乏人は自分に起きたことを全部人のせいにする – Powered by LINE

お金持ちは自分に起きたことを全部自分の努力のせいにする。

2016/02/25 07:36


というブコメが腑に落ちた。

以前、伊集院光の日曜日の秘密基地に荒又さんがゲストで登場した回を思い出す。

荒又さんは、昔のインタビューにて、87年に著書『帝都物語』が大ヒットに際して今後のビジョンを聞かれた時にこう答えていた。



「(ヒットは)なにかの間違い。(これからの夢は)帝都物語が売れたのはなにかの間違い。もしくは夢だったと割り切って普通の生活をしようと思う」

ちょっとコレは何気なく物凄い言葉だなと思った。


誰かに認められることは、得てして「自分の正しさの証明」として私は受け取ってしまうし、そう思いたい所がある。

成功して誰かを見返すとか、事業で成功しているから自分の意見を仕事と関係ない人にも押し付けるとかね。

自分にもある。そういう所。


けれど、浮世の中での正しさなんて、誰も分からないし、仮に正しいことがあったとしても誰にでも受け入れられるわけでもないだろう。


ブログを書いてても努力して書いたエントリーがヒットするわけじゃないし、なんでコレが!?ってのが当たったりする。

どちらの記事が正しいかなんてないんでしょう。

世界は、思ったよりテキトーで気まぐれにできている。


すくなくとも私の世界観はそんな感じ。

成功でも失敗でも、歯車がかみ合っている部分とその後ろにどうしようもない世界の気まぐれがある。


おっとりとした「世界への畏怖」みたいなものを持っておきたい。